製品情報
FGP 食品用
ベルトクリーナー
PRODUCTS
横桟ベルト対応モデル
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ベルトを清潔にしたいけど、固定式のプレートじゃ不便…
FLEXCO 食品用ベルトクリーナー がその問題を解決!
ベルトをきれいにする ≠ 簡単
パン生地や製菓、生鮮食品を取り扱う食品加工の分野では、衛生管理に対する問題解決は簡単なものではありませんでした。コンベヤシステムで食品を運ぶことにより、人の手で扱うよりも遥かに生産性が高まる一方で、ベルトの衛生、維持は作業員にとって非常に厄介な問題です。
キャリーバックが生産効率を減少
ベルトを何も対策しないまま、食品を搬送した際、どのような問題が起きるでしょうか。
例えば、粘着性の高い肉、油、パン・菓子生地といった食品はコンベヤの排出箇所で次のベルト・シュートに重力によって落ちますが、一部の食品はベルトに固着したまま、システムのリターン側(下部)にそのまま流れていくことが頻繁に起きます。このキャリーバックでは搬送物がローラーに巻き込み、コンベヤシステムへの混入、搬送物が床にこぼれ落ちる、固着した搬送物がそのまま、キャリヤ側(上部)に戻り、新しく投入される食品の衛生を悪くするといった問題が生じます。
ベーコンがキャリーバックを起こし、ローラーに固着する例
ちょこっと豆知識
床にこぼれ落ちた例
アメリカのコンベヤを使用する産業ではこのような事象を「キャリーバック」という一つの単語として使用し、固有の問題として認知しています。日本では、「搬送物のベルトへの固着、搬送物がベルトに付いて下側に流れる」と説明することがしばしばで、一般的な認識としては、まだ広くはありません。
従来の対策の問題点
キャリーバックを解決する方法としては、樹脂製の一枚板をヘッドプーリの近くに設置し、ベルトに当てるというのが一般的な方法です。しかしこれは、厄介な対策でもあります。
樹脂メーカーにプレートを特注する必要がある。
プレートをボルトもしくはネジで何箇所も固定しなければいけない。
メンテナンスの際、ボルト、ネジの取り外しが大変なので、頻繁に清掃を行うことができない。
また取り外した際、ボルト、ナットが知らぬ間に他の場所へ混入する可能性がある。
摩耗状況がわかりにくい。
適切にベルトに接地しているかわからない。
など…
樹脂製の一枚板にはたくさんの問題が生じており、食品に携わる方々にとっては衛生的にも頭を悩ますものでした。
従来型
複数のボルト固定と樹脂の変形が悩みの種でした。
これを解決したのがFLEXCOのFGP 食品用クリーナーでした
FGPの特徴
製品仕様
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食品用UHMW (超高分子量ポリエチレン)、ステンレススチール、またはウレタン製強靭ブレード
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FDA 承認、USDA 認定、カナダ保健省承認、EU 1935/2004 準拠、BISSC 規格認定
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ブレードの磨耗を最小限に抑え、ベルトの損傷を防ぎ、クリーナー能力を最大限に活用できるよう簡単に張力を調整できます
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プーリ直径範囲:50~267 mmに対応
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標準ブレード幅 300 mm~1500 mmで使用可能、サイズに合わせてカット可能